最近のWEBデザイナー・プログラマーの増加について大丈夫?と思ってるコバナツ(@koba_natsuki)です。
コロナが始まってから、WEBデザイナー、プログラマーがえらい人気の職業になりましたね。
自分の仕事がこんなにフューチャーされるなんて、嬉しい反面、いやいやみんな大変よ!?って気にもなります。
目次
どうして、今こんなにWEBデザイナーが人気なの?
Twitterを見ていても、「フリーランス」「WEBデザイナー」「エンジニア」「プログラマー」の肩書の方が増えましたね。
私も夢を持ってこの仕事につきました。
私のWEBデザイナーになる第一のきっかけは「デザインすることが好き」「ものづくりが好き」だったんですよね。
▼こちらでもWEBデザイナーになったきっかけを紹介しています。
でも、最近の動向を見ていると、もっと違う意識や目的でWEBデザイナーになりたいと思っている方が多いように見えます。
例えば
- なんかノマド的で自由そう
- とりあえず簡単になれそう(短期のスクールが多い・スクールが豊富)
- 資格がいらない
- 家でできるorオンラインでできる仕事
- カフェで仕事とかカッコいい
- お小遣い稼ぎできそう
- フリーランスという言葉に憧れている
こんな感じの方多いのかなってTwitterを見ていると思います。
しっかりとした意識で取り組んでいる方も多くいらっしゃると、もちろん思います。
けど、これだけ増えているのはこう言ったことも理由の方がそれ以上に多いなのではないかなと。。
【WEBデザイナーの仕事】実は続けるのがとても難しい職業です
WEBデザイナーであれば、まずデザインすることが好きでなければ、続けるのは苦痛になってくるかもしれません。
デザインは理論でできるところもありますが、やはりインスピレーション、アイディア、感性は必要ですし、お客様の要望を捉えることができて、さらにデザインに落とし込める技術やセンスも必要です。
センスがなくてもデザイナーになれる!というのも見かけますけど、センスは絶対的に必要だと思います。
センスがない有名なデザイナーさんって、見たことがありますか?
素晴らしいデザイナーさんの感性やセンスを見て、自分もこうなりたいって思いますよね。
センスがないからなれないということではなく、デザインが好きということが根本にあれば、常に学ぶことができ、センスや感性は磨いていくことができます。
そして、ものづくりが好き、お客様を自分の作ったもので喜んでいただきたい、というストイックさも必要です。
形のないものを作る、そして絶対的な正解のないものを作る、これって本当に難しいことなのです。
【フリーランスWEBデザイナー】続けていくには何が必要?
【努力】と【勉強】と【思いやり】
私の経験上、これしかないと言っても過言ではないです。
進化し続けるWEBの世界で、ついていくのは本当に大変で必死。
【勉強】とひとくくりに言っていますが、細かく分けるとこんな感じです。
- 良質ないろんなパターンのデザインを見続ける
- そのデザインの意図を汲み取る(分析)
- マーケティング
- ディレクション・企画力
- コミュニケーション力
- SEOコーディング
- SEOの知識
- ビジネス力
- 関わってくれる人全てに思いやりを
これら、どれが欠けても長く続けていくのは難しいでしょう。
継続して勉強していく努力が必要です。
最後の【思いやり】は、必死で取り組んできた人は自然と生まれるものだと思っています。
私もデザイナーとして数年目のころ、周りに多くのライバル的な位置づけのデザイナーさん達がいてました。
だけど、気がつけば大半の方を見かけなくなっています。
チャンスを掴んで波にのって勢いよく出てきた方でも、気がつけば、あれ?居なくなってる?ということも少なくありません。
「デザイン力あったのに、どうしたんだろう?」
「WEBコンサルを軸に展開されてたのにな」
「コミュ力で人気者だったのに」
という感じで、なにかが足りないと、どうしても足元が崩れてしまいます。
10年以上、生き残られているデザイナーさん達は、やはり実力ある方々です。
WEBデザイナーの母数が増えた今、生き残るすべは?
今、WEBデザイナーを目指している方、駆け出したばかりの方、これから躓いたり、辛いこともいっぱい出てくると思います。
思っていたほど甘くない世界だと思っていてください。
一昔前のことを言うのはナンセンスかもしれませんが、昔は母数が少なかったので、差別化もしやすかったのです。
だけど、今はこれだけ増えてきたら、差別化がほんと難しい。
周りの初心者の方たちと同じことを考え、同じように動いていては抜き出ることも、残っていくことも厳しいでしょう。
多様な要望に応えることができるように、自分の引き出しをより多く作ることが大事です。
言い方が悪いかもしれませんが、使い捨てではなく、必要とされるデザイナーになれるようになることを目標にしてください。
そのためのアイディアや戦略を常に模索し、実践、ダメならまた次を考える。
負けない。これの繰り返しで、ビジネスセンスも養われていきます。
WEBデザイナーの仕事は大変!!だけど楽しい!!
私も、仕事は毎回子どもを産み落とす気持ちで取り組んでました。
お客様が喜んで、納品できた時の達成感は何にも変えられない喜びです。
自分のスキルが上がっていく喜びもあります。
必要とされるWEBデザイナーになるにはどうすればよいか、常に模索し続けてください。
必要とされ続けるのは自信にも繋がります。
周りの仲間を意識するのではなく、目標とするデザイナーさんを見つけるのも良いと思いますよ。